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台湾語学留学日記その17(美味しいお店の選び方)

どのお店に入る?台湾で美味しい店を見つけるコツ

台湾での生活にもすっかり慣れ、食べたいものの選択肢が増えてきた。台南はグルメの街としても有名で、どこを歩いても美味しそうなお店が並んでいる。ただ、そのせいで 「どこで食べるか決められない」 という贅沢な悩みを抱えることになった。

「今日は何を食べよう?」と考えながら街を歩くのだが、どのお店も美味しそうに見えてしまい、なかなか決められない。結局、「もうちょっと歩いたら、もっと良いお店があるかも…」とウロウロし続け、気づけば30分以上経過していることもある。そして、最終的に「もうどこでもいいや」と適当に入るのがいつものパターン。

そんな優柔不断な自分を見かねて、台湾人の友人が 「美味しいお店の見分け方」 を教えてくれた。

① 行列ができている店は間違いない

台湾では、美味しいお店は自然と人が集まる。特にローカルな店で行列ができている場合は、ほぼ確実に当たり。地元の人たちは正直で、美味しくない店には並ばないらしい。ただし、並ぶ時間が長すぎる場合は、別の選択肢を考えたほうがいい。30分以上待つなら、近くの別の人気店を探したほうが効率的。

② 店名に「老」が付いているお店は要チェック

台湾の店名には「老」という漢字がよく使われる。「老」は 「老舗」「伝統的」 という意味を持ち、長年営業している人気店が多い。例えば、「老牌担仔麵(老舗の担仔麵屋)」や「老四川火鍋(老舗の四川火鍋)」など、名前に「老」がついていると、美味しい確率がグッと上がる。

③ 新しいお店の「老」には注意!

ただし、「老」が付いているからといって、必ずしも長年営業しているとは限らない。最近は、新しくできた店が「老」を店名に入れることもあり、単なるネーミング戦略として使われる場合もあるらしい。そこで、「本当に老舗なのか?」をチェックする方法として 改築や移転の履歴を確認する という裏技を教えてもらった。外観が新しすぎる場合は、以前の店舗の写真がネットに残っているか検索してみるといい。

④ 「地元の人が食べているか?」を観察する

もう一つのポイントは、その店のお客さんをチェックすること。観光客ばかりの店よりも、地元の人が多い店のほうが、味に対する信頼度が高い。特に、お昼時や夕飯時に台湾人が多く入っている店は、味とコスパのバランスが取れていることが多い。

これらのルールを活用しながら、少しずつ「美味しいお店を選ぶスキル」が身についてきた。もちろん、たまには直感で店に入るのも楽しいし、失敗もまた経験。これからも、台湾のグルメ探しを楽しんでいこうと思う。

次回、「台湾B級グルメ『滷味』に初挑戦!想像以上の美味しさとボリューム」について!

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