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台湾語学留学日記その32(台湾生活の強い味方!台南でタクシーを上手に使う方法)

台湾生活にもだいぶ慣れてきたころ、ふとした外出時にお世話になることが増えたのが「タクシー」。今回は、台湾・台南でのタクシー事情について、実際に利用して感じたことをまとめてみたいと思う。


目次

台南のタクシー初乗り運賃は85元!

台湾では地域によってタクシーの初乗り運賃が異なる。たとえば台北なら70元(最近は少し上がった地域も)、そしてここ台南では初乗りは85元(約400円)。日本と比べると格段に安い。しかも追加料金も比較的緩やかで、ちょっとした距離なら100元以内で移動できるので、観光や急ぎの用事のときにはとても助かる。

ただ、長く住んでいると、この「85元」という金額も微妙に高く感じてくる。なにせ、台南の市バスなら18元、YouBikeなら数元単位の支払いで済むので、普段の生活感覚ではやや贅沢な移動手段だ。


配車は「55688」アプリが超便利!

タクシーを捕まえるのに便利なのが、台湾最大手の配車アプリ「55688」。アプリを立ち上げ、GPSをONにしておけば、現在地から地図上で乗車位置を設定できる。出発地と目的地を入力すれば、すぐに近くのタクシーを手配してくれるので、流しのタクシーを探してウロウロする必要がない。これは本当に助かる。

もちろん、目的地を先に入力しておけば、運転手さんとの面倒なやりとりも最小限。中国語に自信がないときでも安心できるのがありがたいポイントだ。


雨の日はタクシー難民に注意

ただし、雨の日だけは別。雨が降ると一気に需要が高まるため、アプリで呼んでもなかなか配車されないことが多い。そんな時に活用したいのが、コンビニのibon端末(アイボン)。セブンイレブンなどに設置されているibon機器からタクシーを呼ぶと、通常の配車よりも優先されることがあり、意外とスムーズに捕まることがある。

また、外出先で困ったときは、ホテルやレストランのフロントスタッフにお願いしてタクシーを呼んでもらうのもひとつの手。自分でアプリ操作するよりも圧倒的に早く、確実に来てくれるのでおすすめだ。


Uberも使えるけれど…

台湾ではUberも利用可能。アプリ操作に慣れている人には便利だが、台南ではUberの台数がまだまだ少なめ。特にラッシュ時や夜間だと「配車不可」となることも多い。
「使えたらラッキー」くらいの感覚で、Uberと55688を使い分けるのが現実的だと思う。


いい運転手さんは名刺をもらっておこう!

台湾のタクシー運転手さんは、フレンドリーな人も多い。もし感じの良い運転手さんに出会ったら、名刺をもらっておくことを強くおすすめする。
次回以降、電話やLINEで直接連絡を取って予約できるので、配車アプリを使う手間も省けるし、安心感も段違い。特に空港までの早朝移動や、荷物が多い時などにはとても重宝する。


まとめ:気軽に使えるけれど、日常使いにはちょっと贅沢?

台湾のタクシーは、日本と比べれば圧倒的に安く、手軽に使える交通手段だ。しかし、バスやYouBike、台鉄などのローカル交通が非常に安価な台南生活に慣れてくると、タクシーに乗ることが「ちょっと贅沢な移動」になる感覚もまたリアルなところ。

それでも、急ぎの時や雨の日、大きな荷物を持っているときには本当に心強い存在。うまく使いこなして、台湾ライフをもっと快適に楽しんでいきたい。

次回、「台南のローカルスーパー巡り」についてレポートします!

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