台湾のカラオケ授業が楽しすぎる!音楽で学ぶ中国語
台湾の中国語学校では、時々 カラオケの授業 が行われる。普通の授業ではリスニングや会話の練習がメインだが、この授業は明らかに違う。音楽を使って楽しく中国語を学ぶという、ちょっと変わった授業だ。
授業の始まりは、先生が歌詞の意味を一つ一つ丁寧に教えてくれるところからスタートする。台湾で人気の曲や誰でも知っている定番の曲を選んでくれることが多く、クラスメイトたちも興味津々。言葉の意味や発音を教えてもらいながら、一緒に歌詞を読み解いていくのは新鮮な体験だ。
先生の選曲は完全に 先生の好み によるものらしいが、それがかえって面白い。時には人気ドラマの主題歌が取り上げられることもあり、その際は先生がドラマの話に熱く語り始めることもある。歌詞の解説から脱線してドラマの魅力を語る先生の情熱が伝わってきて、クラス全体が盛り上がる。
歌詞の意味を理解した後は、いよいよ みんなで歌う時間。最初は少し照れくさいが、クラスメイトと一緒に歌うことで緊張もほぐれていく。音楽のリズムに乗りながら歌うことで、自然と中国語の発音や抑揚が身につく感じがするのは嬉しい。
さらに、時折 自分が知っている曲が出てくると本当に嬉しい。日本でもカバーされている有名な曲や、偶然に聴いたことがある曲が授業で扱われるとテンションが上がる。意味を理解しながら歌うと、その曲への愛着も深まっていく。
ただ、このカラオケ授業には 最後の試練が待ち受けている。なんと、最終的な試験は 「みんなの前で一人で歌う」 というものらしい。人前で歌うことが苦手な自分にとって、これはかなりのプレッシャーだ。でも、だからこそ練習にも気合が入る。
今までの勉強とは違って、楽しみながら中国語を学べるこの授業はとても新鮮だ。次回の授業はどんな曲になるのか、少しドキドキしながらも楽しみにしている。
次回、「中国語も英語も苦手。フランス人とサシ飲み」について!