台湾暮らしの強い味方!小北百貨で揃う生活必需品
台湾での生活もだいぶ板についてきた頃、「あれが欲しい」「これも必要だな」と思う場面が増えてくる。そんな時に頼りになるのが、小北百貨(シャオベイバイフオ)。台南の街中にも何店舗かあり、生活に必要なものはだいたいここで揃う。
小北百貨は、台湾では有名なローカルチェーンで、日本でいうドン・キホーテのような存在。店舗ごとに規模は違うけれど、大きな店舗に行けば、文房具や掃除用品、電池、工具、収納グッズ、キッチン用品、洗剤などの日用雑貨がずらっと並ぶ。さらには、ちょっとした食料品やカップラーメン、お菓子、冷凍食品なども置いてあって、もはや何屋なのかわからないくらいだ。
しかも、値段がとにかく安い。同じものがダイソーにも売っていたりするが、小北百貨の方が数元安いことも多い。100元(約450円)も持って行けば、生活用品が何点か買えるのが嬉しいところ。
ただし、商品には少しクセがある。例えば、日本語が書いてある商品を手に取ると、明らかにおかしな日本語が並んでいることがある。「使います便利快適の良品」とか、「にっこり生活もちょっと楽しい」みたいな、意味があるようでないような日本語がプリントされたタッパーや布巾を見つけると、思わずニヤリとしてしまう。ある意味、掘り出し物を探す楽しさもある。
また、商品によっては品質にムラがある のも正直なところ。特に安すぎるものは、壊れやすかったり、耐久性に難があったりする場合もある。私は一度、プラスチックの収納ボックスを買ったのだが、帰って使おうとしたらフタが閉まらない…という悲しい経験をしたことがある。それ以来、「見た目だけで判断してはいけない」と心に刻んでいる。
それでも、小北百貨は台湾生活の中で強い味方であることに変わりはない。急に必要になった延長コードやマグカップ、トイレブラシなんかも、思い立ったらすぐに手に入る。特に一人暮らしの留学生にはありがたい存在 だ。
「何かあったらとりあえず小北百貨へ行こう」
そんな合言葉のような気持ちで、今日も私は生活雑貨を探しに小北百貨へ向かうのであった。
次回、「台湾のローカルスーパーで見つけたお気に入り食材」について!