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台湾語学留学日記その15(台湾の食文化は多彩!)

台湾の食文化は多彩!日本料理・洋食・東南アジア料理の価格事情

台南のご飯は美味しい。しかも安い。小吃(シャオチー)と呼ばれる台湾のローカルグルメは、どこに行っても手軽な値段で食べられるし、味も抜群だ。でも、食べ続けると飽きてくるし時々「今日は日本の味が恋しいな」と思うことがある。そんなとき、日本料理の店を探すのだが、ここで問題が発生する。

「高い……!」

台湾で日本料理を食べようとすると、値段がかなり高めに設定されていることが多い。例えば、スシローやくら寿司の回転寿司は、1皿40元(約190円)から。日本では100円寿司が当たり前だったので、この価格差に少し驚く。でも、台湾の物価を考えれば仕方ないのかもしれない。

もちろん、安い日本料理店もあるのだが、味が台湾風にアレンジされていることが多い。例えば、味噌汁が甘かったり、うどんの出汁がやたら濃かったり、とんかつにケチャップをかけたりする。「なんとなく日本の味っぽいけど、ちょっと違う…」という違和感が残る。

そして、日本人が経営している本格的な日本料理店は、さらに高い。ランチセットでも300元(約1,350円)以上することが普通で、気軽には行けない。

これは日本料理に限らず、パスタやピザなどの洋食系も同じ。台湾でイタリアンを食べようとすると、日本よりも割高なことが多い。特に、オシャレなカフェやレストランのパスタは250〜350元(約1,100〜1,500円)くらいするし値段の割に美味しくないので、「いや、これなら台湾料理の店に行ったほうが満足度高いな…」と思ってしまう。

その一方で、台湾料理や東南アジア系の料理は安くて美味しい。特にベトナム料理の店は台南にもたくさんあり、フォーやバインミー(ベトナム風サンドイッチ)は70元前後(約330円)で食べられる。スープの味もあっさりしていて、日本人の口にも合いやすい。安くて美味しくて、ヘルシーなので、気づけば週1ペースでベトナム料理を食べるようになっていた。

そんなわけで、「日本の味が恋しいけど、高いし台湾風になってるし…」と悩みつつ、結局いつもの台湾グルメに落ち着くことが多い。

でも、どうしても和食が食べたいときの最終手段がある。それは ダイソーの「電子レンジでお米が炊ける容器」+インスタント味噌汁。これさえあれば、自炊できなくても家で簡単に白米と味噌汁が楽しめる。炊きたてのご飯にふりかけをかけるだけでも、ちょっとした幸福感が得られるのが不思議だ。

台湾の食文化はバリエーション豊かで、安くて美味しいものがたくさんある。でも、たまには「日本の味が恋しい」と思う瞬間もあるのだった。

次回、「台湾生活の必須アイテム!YouBikeで快適移動」について!

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