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台湾語学留学日記その4(生活用品購入のジレンマ)

新しい生活を始めるにあたり、まずは生活用品を揃えなければならない。というわけで、近所のスーパーと生活雑貨屋の小北百貨へ買い出しに行ったのだが、予想以上に苦戦することになる。

まず、シャンプーとボディソープのサイズがデカすぎる。日本で見慣れたボトルの1.5倍くらいのサイズが普通に売られている。「え、こんなにいる?」と思いながらも、詰め替え用が見当たらないので、とりあえず一番安いのをカゴに入れる。

さらに困ったのが、シャンプーの中国語表記。
「洗髮精?洗髮乳?沐浴乳?潤髮乳?潤護髮?」
……多すぎる。とりあえず「洗髮」と書かれているものがシャンプーらしいが、精と乳の違いがわからない。店員さんに聞くのも恥ずかしいので、適当に「たぶんこれかな…」と選ぶ。髪を洗ってみると結果、間違えてトリートメント(潤護髮)を買ってしまい、ヌルヌルの液体で髪を洗うことになった。(めちゃいい匂い)。

次に、水筒選び。台湾では水道水が飲めないので、毎回ペットボトルを買うのはコスパが悪い。寮のドリンクサーバーの水を入れるために水筒を買おうとしたのだが、ステンレス製、プラスチック製、ストロー付き、ロック付きなど種類が多すぎて決められない。結局、無難に「安いやつ」にしておいた。

そして、扇風機問題。台湾の部屋にはクーラーがついているが、ずっと使うと電気代がかさむらしい。扇風機があれば節約できるかな?と思いながらも、「いや、これ買ったら荷物増えるしな…」と迷った結果、今回は見送り。でも、夜になるとやっぱり蒸し暑くて、「買えばよかった…」と後悔する。

掃除用品も悩ましい。掃除機は高いし、置き場所にも困るので、結局「コロコロ」で乗り切ることに。カーペットもないのにコロコロを使う自分に違和感を覚えつつ、「まぁ、埃は取れるしいいか」と納得する。固いタイルの上をコロコロしてみると、タイルの隙間のゴミが取れずまたも悔しい思いをする。

さらに、延長コードの長さ問題。コンセントの位置が絶妙に遠い。日本と同じ感覚で適当に延長コードを買ったら、まさかの長さが足りず、スマホを充電しながらベッドに寝転べないという致命的ミス。これも後日買い直すことになる。

最後に、ゴミ袋。台湾のゴミ袋はロール式が多く、日本のような箱入りのものはあまり見かけない。最初は戸惑ったが、使ってみると意外と便利で、ペリペリっとちぎる感覚がクセになりそうだった。大きさは特大、大、中、小があり無難に大きいものにしたら、備え付けのゴミ箱とサイズが合わずヨレヨレのゴミ箱に。悔しい。

こうして、試行錯誤しながら生活用品を揃えていくのであった。

次回、華語中心での漢字の微妙な違い

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