台湾の小吃は、豊かな食文化の一端を担う絶品グルメが揃っていますが、日本人にとっては驚きや発見も多いものです。台湾旅行に行くと、目を引くのは独特な食材や調理法。たとえば、血を固めた料理や、鳥の頭や足をそのまま提供する料理、そして何故か甘いソーセージなど、日本の感覚では驚くことが少なくありません。そんな驚きや面白さも含めて、台湾の小吃を通して味わえる異文化体験を紹介します。
血を食べる（鴨血、豬血など）
台湾の夜市でよく見かける鴨血（アヒルの血）や豬血（豚の血）を使った料理に、日本人は驚くことが多いです。血を固めた食材を使う文化が日本にはあまりないため、見た目や名前に抵抗感を覚えるかもしれませんが、食べてみるとぷるんとした食感ですんなり受け入れできる人が多い気がします。鴨血、豬血はスープや火鍋などでよく使われています。
鳥の頭や足にビビる
台湾の鳥の頭や足を使った料理は、初めて見る日本人には強いインパクトを与えます。鶏の足（鶏爪）はコラーゲンが豊富で美容にも良いとされており、スナック感覚で食べられていますが、あまり食欲が湧きません😅頭も珍味として食されることもありますが、日本人にとっては見た目が衝撃的な場合が多いです。
なんか甘い（ソーセージ、マヨネーズ）
台湾のソーセージやマヨネーズは日本と違い、甘い味付けがされています。特に夜市で売られている香腸（ソーセージ）やマヨネーズがかかったサラダに驚く日本人も少なくありません。甘じょっぱい味付けに慣れるとクセになることもありますが、初めは戸惑う人が多いです。冷筍（たけのこ）にはこの甘いマヨネーズが欠かせませんね！
意外とお酒を飲めない人が多い
台湾では、日本と比べてお酒を飲まない、または弱い人が多いのが特徴です。食事の際にもお酒をあまり飲まない文化があり、ソフトドリンクやお茶で済ますことが一般的です。日本の飲み会文化に慣れている人には、台湾でのお酒事情が少し物足りなく感じることもあります。日本式の居酒屋でも食事だけしている方が多く、小籠包とビールを合わせている人は大体日本人です。
臭豆腐がほんと臭い
台湾を訪れた日本人が最も驚く食べ物のひとつが臭豆腐です。発酵させた豆腐の強烈な匂いは、一度嗅いだら忘れられないインパクト。食べると意外と美味しいと言う人もいますが、鼻に残る独特の香りが日本人にはハードルが高いと感じる人も多いです。今までチャレンジした日本人を見てきましたが、半数の方は問題なく食べれますが、半数はニオイが無理のようでした。
羊肉がヤギ
台湾で「羊肉」として提供されるのは、日本人が想像する羊肉（ラム）ではなく、ヤギ肉です。特に、冬の火鍋に使われることが多く、独特の風味があり初めて食べる日本人には驚かれることが多いです。ヤギ肉は体を温める効果があるとされ、薬膳料理としても親しまれています。個人的にはとても好きです。
小辣がめちゃ辛い
台湾料理の辛さのレベルで「小辣（少し辛い）」を頼むと、日本人にはかなり辛いと感じることがよくあります。台湾の「少し辛い」は、日本の辛さ基準をはるかに超えることがあり、辛さに慣れていない人には注意が必要です。特に、辛いものが苦手な人は無辣（辛くない）を頼むのが無難です。
麺類に餃子を頼むとびっくりされる
日本ではラーメンに餃子を頼むのは定番ですが、台湾では麺と餃子の組み合わせはあまり一般的ではありません。台湾の餃子は麺とは別の一品料理として扱われることが多く、両方を同時に頼むと店員さんに少し驚かれることもあります。この違いも、日本人には新鮮な発見かもしれません。
まとめ
台湾の小吃は、味だけでなく、その独特な食文化や驚きを楽しむことができる魅力的な存在です。最初は戸惑うことがあるかもしれませんが、新しい食体験を通じて台湾の文化をさらに深く理解する機会にもなります。ぜひ、勇気を出してさまざまな小吃を試してみてください。驚きと感動が待っているはずです！台湾旅行の際には、この小さな発見も大切な思い出のひとつになるでしょう。
他にも皆さんが台湾で驚いたものがあれば、教えてくださいね。
