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台湾の日本食と物価を考える

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台湾での日本飲食チェーン店について

ここ数年で台湾に進出する日本企業がさらに増えており、中でも飲食産業の台湾進出が目立ちます。丸亀製麺やCoCo壱番屋、一風堂はどこの百貨店に行っても見かけますし、トンカツ屋や天丼屋も増えていますね。

最近ではコメダ珈琲やくら寿司も台湾に進出、ひょっとしたらこれらも台湾全土にチェーン拡大するかもしれませんね。(ほかにも世界の山ちゃん、串かつのだるま、餃子の王将が進出中)

台湾の方は日本食が好きな人が多く、行列を作って2時間待ち、なんていうお店もよくあります。特に昨年台北でOPENした一蘭ラーメンは24時間営業で、開業当初は10日もの間行列が途絶えなかったという記録を持っています。いまでも変わらず行列が絶えないんだとか。一蘭は一日約2,000杯以上のラーメンを売っているらしいです。いや、ここまで人気があるとは知りませんでした。

また、個人で会社を立ち上げて居酒屋やラーメン屋、日本食料理屋などの飲食業を営む方も増えており、台湾(特に台北)には日本料理屋が溢れかえっています。台湾に住んでいる日本人にとっても、日本食を食べれる機会が増えるのは嬉しいのですが、海外にいる感覚がどんどん薄れてしまいますね。

台湾の日本食の価格

さて、人気が衰えない日本食ですが、台湾の方にとって安くはない食べ物です。

台湾の平均的なお弁当の価格は80元ほどなのに対し、ラーメンチェーン店のラーメンなら、サービス料を入れると250元は軽く超えます。トンカツ屋や天ぷら屋に行くと300元は確実に超えます。居酒屋で飲み食いをすると、1,000元ほど必要になります。台湾元を日本円換算すれば、日本で食事する料金とそれほど変わりないですね。

もちろん価格帯の低い定食屋やラーメン屋もあり、美味しいお店もありますが、どこか味付が甘かったり、塩分が足りなかったりで、結局台湾のお弁当屋さんに行っちゃうんですよね(^_^;)

台湾の最低賃金

日本食の価格帯が日本とあまり変わらないのに、台湾のお給与は最低賃金2018年4月現在で時給140元です。ここ数年で給与は上がって入るものの、日本に比べると低いですね。このお給与でラーメンを食べようと思ったら、2時間アルバイトをしなければなりません。

台湾の給与で生活している方にとっては、日本食は少し良い外食ということになります。

自炊と外食を使い分ける

私は日本食を食べたいときは自炊し、外食はすべて台湾の小吃もしくはお弁当にしています。台湾の外食は安いとはいえ、日本食となると自炊したほうがはるかに安いですし、自分好みの味付にできるのでおすすめです。でも、学生寮はキッチンがついていないところも多いので、気を付けてください。

台湾のスーパーでだいたい日本と同じような調味料を買うこともできますし、ソースやポン酢は台湾のダイソーで買うこともできます。新光三越で買うよりは安く購入することができますよ。

台湾にお住まいを考えている方は、ご参考にしてください。

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