前回に引き続き、台湾のワーキングホリデー事情について情報を共有します。台湾でワーキングホリデーを考えている方は参考にしてください。
今回は、ワーキングホリデーのお仕事面についてのお話をしたいと思います。
前回の記事はこちらを御覧ください→「台湾ワーキングホリデー/前編・ビザ申請について」
ワーキングホリデーの求人
台湾でワーキングホリデーに来て仕事を探すのは中国語能力が必須です!
台北であれば日本人経営者のお店が多いので、日本語だけで仕事をするチャンスはありますが、それほど多くの求人があるわけではないので、探すことは容易ではありません。
日本語だけで台湾のお仕事を探すのは難しく、言語能力に自信の無い方はまず台湾の中国語センター(華語中心)で中国語を勉強することをおすすめします。ワーキングホリデーで台湾に来る多くの日本人は、華語中心でまず3ヶ月間中国語を勉強する人が多いです。
詳しくは、こちらを→台湾での中国語学習(華語中心)について
日本語教師の求人について
日本語教師は日本語ができるだけでは教えるのが難しく、台湾のちゃんとした日本語学校は、日本語教育能力検定試験を合格しているか、日本語教育講座420時間の履修を完了している方でないと採用しないところが多いです。コネがあれば別ですが、、、
台湾には日本人がたくさんおり、日本人講師も飽和状態となっており、日本語教師になるのもそれほど簡単ではありません。
ゲストハウスのヘルパーについて
ワーキングホリデーの方は、ゲストハウスのヘルパーになる方が多く、最も現実的なお仕事です。日本語に加えて英語もできれば、見つけやすいでしょう。宿泊する方との交流も自然に生まれますので、人とのコミュニケーションが好きな方におすすめです。
無料で住ませてもらう代わりに、掃除や洗濯などのお手伝いをするフィリーアコモデーションのゲストハウスもあれば、時給計算で給与を支払ってくれるゲストハウスもあります。多くのゲストハウスはヘルパーを募集しているので、ウェブサイトを使って探してみましょう!
台湾各地の生活を体験したい人は、ゲストハウスを転々として滞在費を浮かしながら、台湾各地の生活を楽しむのも良いかと思います。
台湾の日系人材派遣会社を使う
台湾にはパソナやテンプスタッフ(台湾会社名はインテリジェンス)がありますので、ワーキングホリデーの方も登録して仕事を見つけてもらうこともできます。日本語での対応も可能なようですので、サービスを利用することも検討してみましょう。
台湾の人力銀行サイトを使う
台湾には多くの人材紹介会社があります。1111人力銀行や104人力銀行のサイトを使ってお仕事をさがすのも良いでしょう。アルバイトから正社員のお仕事まで、たくさんの仕事があります。「外籍人士(外国人)」というキーワードで、「日文(日本語)」で絞れば見つけやすいでしょう。
多くのお仕事は中国語の能力が必要となりますが、運が良ければ日本語だけでできるお仕事が見つかるかもしれません。
台湾の賃金について
台湾の最低賃金は、2020年7月時点で158元(約580円)、月給は2万2千元(約8万円)と日本に比べると安めですが、ここ数年で台湾の最低賃金は上がっています。台湾北部も南部も離島も含め、台湾全土でこの最低賃金となっています。
個人経営のお店や、小吃店はこの最低賃金を下回っているところもまれにあります。求人に応募する際には細かく待遇の確認をするようにしましょう。
いかがでしたか?年々台湾にワーキングホリデーに来る方が増えていますが、仕事がなかなか見つからないという声を良く聞きます。弊社でもみなさんの状況に合わせたアドバイスができると思いますので、もしお困りの方はお気軽にお問い合わせください。台湾中部〜南部限定ですが、求人情報も少しあります。
また、弊社TIL spaceでも日本人のワーキングホリデーの方を募集しています。
業務内容や待遇について興味がある方は、以下のフォームよりお問い合わせください。
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