台湾の原住民

みなさんご存知かと思いますが、台湾はこんな形をしています。

意外とたくさんの県に分かれているんです。こうして色分けしてみると台湾って思っているより広いんだなぁ~と実感できますね。

台湾の原住民族達

さて、今日はそんな広い台湾の原住民のお話をちょっとしてみたいと思います。

大学の主専攻が臺灣文学なので、基礎知識として原住民語や原住民文化を学びます。

台湾に来るまで私は原住民の存在すら知りませんでしたが…。

こんなにいるんです。

どの民族も衣服や生活、言語に特徴があって個性的です。

それぞれの民族に伝わる言い伝えや伝統の食べ物なども知れば知るほど奥が深くて面白いです。

よく文学部なら日本の方が楽でいいんじゃないかと言われます。確かにそうです。

でも台湾に来て、台湾でしか学べないこともあるんじゃないかということで思い切ってこの学部に入りましたが

きつさの中にも知る事の面白さを感じられるので、毎日大量のレポートに埋もれながらも原住民と向き合っています。

言語ってこんなにあるの?

一口に「原住民語」といってもいろいろあるもので、台湾の数多くの原住民の中でも更に民族内部で北と南、あるいは東と西で違う言葉を使用している民族もいます。

同じ民族なのに…こりゃ争いが絶えないわけだと、この分布図を見たときになんだか妙に納得したのを覚えています。

やはり民族間の争いや縄張りの為の小規模な争いは耐えなかったようで、どの民族の歴史館に行っても必ずちょっと本格的すぎる武器や武具を目にします。

(そういう武具にも階級や血統によって装飾が異なったりと文化と歴史を感じられるのでそういうものを見るもの割と好きなのですが。)

原住民語って難しい!?

いま授業で取り扱っているのは阿美族。

前学期は排灣族でした。

もちろんのことなのですが、文字がありません。

仕方ないのでローマ字でピンインのようにルビをつけて発音しています。

排灣語の你好は「davadavai」ダバダバイ

阿美語の你好は「kapah haw kiso」カパゥギゾ

全然違いますね。ベトナムやインドネシアの言葉に似ているような…やっぱりちょっと違うような…不思議な響きの言葉です。

各民族の歌もあり、それがとっても落ち着くメロディで気に入って私も原住民の文化史にどっぷりハマりました。

またうちの教授が歌のとても上手い人で、授業のたびに彼女の歌を聴くのも1つの楽しみに。

むしろあの歌を聞いていなかったら私はここまでこの授業好きにならなかった可能性もあります。

正直実用性はあんまりないですし…。

みなさんも何かのきっかけで原住民の文化に触れてみると、そこから目くるめく歴史と文化の沼にはまっていくかもしれません!台湾観光の際は是非原住民の文化にもスポットを当ててみてください。

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コメント

  1. 鮫島祐紀子 より:

    ちょっと前までは、原住民間の共通語が「日本語」だったことをご存知ですか?
    台湾の原住民の方々は日本統治時代には「高砂(たかさご)族」と呼ばれ「高砂義勇隊」と名付けられて戦地に送り込まれました。歌と踊りを愛して暮らしていた民族を「義勇隊」として戦場へ送った日本。台湾の原住民(もともとはマライ・ポリネシア語族)の方々は、日本統治時代は大変辛い思いをされたはずです。しかし、その時代に強制された日本語が、はからずも民族間の共通語となったというのが、なんと言って良いかわからない複雑な気持ちにさせられますね。

    • 髙橋 より:

      突然すいません。失礼します。ちょっと歴史認識が違ったもので、コメントしました。

      非好戦的で平和な原住民を日本が脅かしたというような認識でおられるかと思いますが、実際は部族間での争いが多くあった上に、敵対する部族の首刈りをする風習があったことから、彼らは歌と踊りだけを愛していた牧歌的な民族では決してありませんでした。
      また「戦地に送り込まれた」とありますが日本が無理やり送り込んだのではなく、高砂義勇隊はあくまでも自身の意思で志願し、日本人として戦いました。またその募集も戦況がかなり悪化した時勢になってやっと行われました。つまりアングロサクソンとは違い、日本は決して彼らの人権をないがしろにしたのではありません。
      この戦争で日本人として亡くなり、靖国に祀られている高砂義勇隊の名誉のために、歴史の真実と、それに基づく個人的な見解を書かせていただきました。失礼いたしました。

      追伸として、戦後に台湾から日本人が引き上げる際に、原住民の方々が、帰らないでください。と泣いて懇願したという証言もあります。もう少し勉強されて歴史観を改められた方がいいかと思います。